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つみたてNISA利用時の投資信託の「リスク分散」を考える

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つみたてNISAで運用する際に「リスクを分散させよう」と言われることがあります。一般的にリスクを分散させようと言われたら、投資信託を複数保有したり、バランスファンドを利用したりして、投資先をあちこちに分散させよう、という意味であることが多いです。

うまくリスクコントロールされると、資産の変動幅が穏やかになり、大きく損をしにくくなるなどのメリットがあります。最初は難しいと思いますが、いろんな商品を利用して、損を避けつつ、利益を最大化できたらいいですね。

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投資信託は複数組み合わせるとリスクが下がる

基本的に、一本の投資信託(1つの資産クラスに投資する投資信託)のみでリスクを下げることはできません。リスクを下げるためには、値動きの異なる2つ以上の投資信託を組み合わせる必要があります。

基本的には以下の2つの考え方がありますね。

ハイリスクハイリターン商品とローリスクローリターン商品を組み合わせる

こちらはイメージしやすいと思います。初心者向けの書籍で「株式と債券をバランスよくミックスしよう」と言われているためです。

例えば、

  • 投資信託A:リターン5%、リスク18%
  • 投資信託B:リターン1%、リスク5%
  • 相関係数:0.50

だった場合、この2つを1対1の比率で保有すると、リスクは10.48%(投資信託Aよりも約7.5%の減少)になります。これならば、投資信託Aよりも値動きが穏やかになりますし、将来元本割れで終わる確率も下がります。

一方、両者をミックスすることでリターンも3%に下がってしまいます。ハイリスクハイリターンな商品とローリスクローリターンな商品の混合はリスクもリターンも両方下げてしまいます。

ハイリスクハイリターン商品を組み合わせる

例えば、

  • 投資信託A:リターン5%、リスク18%
  • 投資信託B:リターン5%、リスク18%
  • 相関係数:0.50

と同じリスクリターンの投資信託があった場合、この2つの投資信託を1対1の比率で組み合わせると、リスクは15.59%(-2.41%)と約2.5%下げることができます。このことは、例えば株式と不動産投資信託(REIT)をそれぞれ組み合わせ、高いリターンを保ったまま、リスクを抑えることも可能であることを意味します。

いずれにせよ、つみたてNISA以外の連携が必要

債券を加えるにしても、REITを加えるにしても、どちらもつみたてNISAの対象外商品です。そのため、特定口座(課税口座)やiDeCo(個人型確定拠出年金)を使って投資する必要が出てきます。つまり「つみたてNISA以外も利用しよう」ってことですね。

アセットロケーション:非課税でもっともお得になる「資産の配置」を考えよう

債券やREIT、株式をどの口座(つみたてNISAかiDeCoか特定口座か)で保有するか、を「アセットロケーション(和訳すれば、資産(アセット)の位置(ロケーション))」といいます。現在利用できる非課税制度はつみたてNISAとiDeCoですから、比較的利益の出やすい商品をつみたてNISAやiDeCoの口座に置き、リスク分散のためのローリスク商品を特定口座(課税口座)に置こう、という考え方です。

分散投資?めんどくさくない?という場合

バランスファンドを使おう

投資信託は自分で組み合わせて運用したほうが、納得の行く運用になりやすいです(自分で考えているのですから)。とはいえ、この作業は特に初心者にとってはかなり難しく感じることが多いので、ちょっとマニアックな運用と捉えられがちです。

そこで、手っ取り早く「バランスファンド」を使う手があります。バランスファンドとは、1つの投資信託の中で、2つ以上の資産に投資している商品のことで、複合ファンドなどとも呼ばれます。

つみたてNISAでバランスファンドを選ぶメリット、デメリットを解説します
つみたてNISAでバランスファンドを選ぶことには、どんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。 バランスファンドは1本で複数の資産クラスに投資ができるため、リスクを抑えながら手間なく積立投資をしたい方に適した商品です。 しかし...

例えば、つみたてNISAの場合、

  • 世界経済インデックスファンド
  • eMAXIS slim バランス(8資産均等型)
  • JP4資産均等バランス

など、複数のバランスファンドを選択できるようになっています。これらの商品は、上述のアセットロケーションを考慮した配分にはなりませんが、手軽に分散投資できるため、初心者でも選びやすいです。非課税よりも、とりあえず運用することを重視するなら、このようなバランスファンドを選びのも1つの手です。

バランスファンドを複数買えばさらなるリスク分散に??

残念ながら、複数のバランスファンドを買っても運用損を避けるためのリスク分散にはなりません。なぜなら、バランスファンドの最終的な投資先は同じ(株式 or 債券 or REIT)であることが多いので、株式や債券の比率が少し変わるだけだからです。

他にもある。こんなリスクを抑える方法

為替ヘッジ付きの投資信託を買う

日本では、世界的な株安のタイミングで円高になりやすいため、「株安 + 円高」のコンボで大きな値下げを経験することが多いです。リーマンショック時の円高や2018年末から2019年初の円高などを思い出せば、きっと分かると思います。

そこで、為替ヘッジつきの投資信託を買うと、この円高の分をある程度カバーできるため、少し値動きは緩やかになります。

ただし、為替ヘッジはヘッジコストが生じるため、為替ヘッジなしの投資信託よりは利益が減ります。リスクを下げる代わりに利益も減ってしまいますので、利益を取るか、リスク低減を取るかで考えたほうが良いです(そして、一般的には利益が取られます)。

つみたてNISAに対応した主な為替ヘッジつきの投資信託は以下のようなものがあります。

  • たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>
  • iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)
  • 野村インデックスファンド・外国株式・為替ヘッジ型
  • つみたて先進国株式(為替ヘッジあり)

投資額を抑える

当たり前っちゃ当たり前ですが、投資額を抑えて運用すると、その分だけ値動きが小さくなりますので、あなたの資産全体におけるリスクを下げたことになります。例えば、

  • 投資信託A:リターン5%、リスク18%
  • 現金:リターン0%、リスク0%
  • 相関係数:0

だった場合、投資信託と現金の比率を1対1で保有するとリスクは9%ですが、1対99の比率で保有すると、リスクは0.18%にまで小さくなります。

つみたてNISAや資産運用の話題では、リスク資産(株や投資信託)の比率ばかりが語られがちですが、一番大切なのは安全資産である現金とリスク資産をどの比率で保有するか、です。その配分があなたの資産の値動きの大きさを決定付けます。

以下の記事でも触れましたが、つみたてNISAは無理に満額使う必要はありません。あなたが取れるリスクがいくらなのか(言い換えれば、いくらまで損をしていいのか)を考えた上で、現金と投資の比率を決定すると、ただ漠然と積み立てるよりもうまく行きやすいと思います。

つみたてNISAの限度額は毎月33333円(年間40万円)。さあ、いくら積み立てる?
結論から述べると、つみたてNISAを利用する上で、以下のような投資上の制限があります。 毎月の積立限度額は33,333円 年間の積立限度額は40万円 最大の非課税額は800万円 ※iDeCo(個人型確定拠出年...

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まとめ

  • 複数の投資信託を組み合わせて運用しよう。ハイリスクハイリターン商品でも、組み合わせ次第でそこそこリスクを下げることができる
  • よくわからない場合はバランスファンドの利用を検討しよう。バランスファンドはそれ自体が分散投資された商品である
  • 積立額を抑えるのもリスクコントロールである。毎月、無理に満額を積み立てる必要はないので、あなたが損をしても問題ない額を積み立てるようにしよう

ちなみに気休めですが、毎月積み立てるという行為もリスク分散になっています(最終的には大きな金額になるので、値動きは大きくなりますが)。ただ、最終的に損益に効いてくるのは投資先と投資額なので、非課税口座(つみたてNISAやiDeCo)をうまく使って、あちこちの地域に分散投資できたらいいですね。

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