40代の方には以下の3つの商品のいずれかを選ぶことをおすすめします。
- 失敗を避けたい派:ニッセイインデックスバランスファンド(4資産均等型)
- 中間:eMAXIS slim バランス(8資産均等型)
- 大きく儲けたい派:eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)
複雑なポートフォリオを組む必要はまったくなく、シンプルに運用しましょう。
注意点として、つみたてNISAの利用目的に注意してください。例えば子供の学費や住宅ローンの頭金など、必ず支払わなければいけないお金のためにつみたてNISAを利用する場合には、リスク許容度は低めに設定し、値動きの小さな商品を選んだほうが良いです(そもそも、個人的にはそういった目的の運用には反対ですが)。
年齢うんぬんよりも、ご自身がつみたてNISAで得たお金を何を使いたいのかを今一度確認した上で、上記3つの商品のいずれかを選んでみてください。
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40代にオススメのポートフォリオ(商品)
筆者のオススメは以下の記事で述べたものと同じです。
- 失敗を避けたい派:ニッセイインデックスバランスファンド(4資産均等型)
- 中間:eMAXIS slim バランス(8資産均等型)
- 大きく儲けたい派:eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)
わざわざ多数の商品を購入して、複雑怪奇なポートフォリオを組む必要はありません。シンプルに行きましょう。
なお、eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)を選ぶ際には、特定口座で国内債券を少し購入しておくと、心穏やかになれるかもしれません。
30代の記事同様に、40代も年齢ではなく、ご自身のリスク許容度(例えば、つみたてNISAの運用の目的や、現在の収入など)を元に、投資する判断したほうが良いと思います。40代なら多少運用で損をしても収入でカバーできるため、収入が多い人ほどハイリスクハイリターンな商品を選択できます。一方、非正規雇用などを理由に収入が少ない場合には、不安定な雇用に対応するために、あまりリスクを取らないほうが良いです。
40代とつみたてNISAの相性はめっちゃ良い
つみたてNISAを40代から始めると、約20年後の2037年頃にちょうど60代の引退の時期を迎えます。将来の日本で一般的な労働者が60代で引退するかは怪しいところですが、今から投資を始めた40代なら、60代で引退することは十分に可能と考えます。
2018年からつみたてNISAを始めている場合、2037年から2056年にわたって、毎年つみたてNISAの非課税枠40万円分ずつ終わっていくことになります。それを将来の資産などと併せて生活費に充てることで、老後のお金の問題はある程度解決するはずです。
もちろん、運用を継続して更なる利益を目指すのも悪くないと思います。いずれにせよ、つみたてNISAは30代同様に「老後2000万円問題」を解決する強力なツールになるはずです。
子供の教育費を運用したい場合には損失に注意すること
結婚している40代にとっては、子供の教育費は大きな支出の1つになります。つみたてNISAを利用して子供の教育費を作ろうとしている場合には十分に注意してください。
個人的にはつみたてNISAで教育費を準備するのは反対です。どちらかといえば学資保険のような保守的なサービスを利用することをオススメします。
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まとめ
40代にオススメの商品は以下の3つです。
- 失敗を避けたい派:ニッセイインデックスバランスファンド(4資産均等型)
- 中間:eMAXIS slim バランス(8資産均等型)
- 大きく儲けたい派:eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)
40代に向いているポートフォリオ、というよりも、ご自身の性格や運用目的を勘案して商品を選択されることをオススメします。
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