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「つみたてNISA」で成功するための第一歩は証券会社選び!
★オススメの証券会社3社はココだ!

  1. 楽天証券
  2. SBI証券
  3. 松井証券




投資金額別!つみたてNISAの予想運用益一覧表

積立金額の決め方

この記事では、つみたてNISAの積立金額と、選ぶ商品のリターンから、20年後のおおよその利益を算出したものを紹介します。「このぐらい投資すると、このぐらい儲かるのか」と参考程度にご覧ください。

投資には「絶対」はないので、将来の損益はこの一覧から外れてしまう可能性は承知なさってください。あくまで机上での理論にすぎません。

また、途中で運用をやめると赤字で終わってしまう可能性もありますので、できるだけ長く継続することをオススメいたします。

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前提条件

以下の3つの利回りを使って、各積立額での投資額と予想利益額を算出します。今回は、運用上のリスク(リターンのブレのこと)は考慮しません。

  • 平均利回り6%を期待できる商品:株式100%で運用する商品
  • 平均利回り4%を期待できる商品:バランスファンド
  • 平均利回り2%を期待できる商品:特に債券比率の高いバランスファンド

※厳密には商品次第でもっと異なります

ぶっちゃけ、つみたてNISAの利益(儲け)っていくらぐらいなの?
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計算には、野村アセットマネジメントが提供する「投信アシスト」を利用します。

投信アシスト “つみたて&分散シミュレーション”

運用は20年間継続し、毎月積み立てを行ったものとして算出します。

金額別予想平均利益

毎月1,000円~9,000円

記載するのは、投資額および、運用で得た利益の合計額です。

つみたてNISAの予想利益(過去20年間に基づく予想平均利回りを利用)
積立金額利回り2%利回り4%利回り6%
1,000円29万円37万円46万円
2,000円59万円73万円91万円
3,000円88万円110万円137万円
4,000円118万円146万円182万円
5,000円147万円183万円228万円
6,000円177万円219万円273万円
7,000円206万円256万円319万円
8,000円236万円292万円365万円
9,000円265万円329万円410万円

例えば、2016年にベストセラーになった書籍「3000円投資生活」では、毎月3000円で「世界経済インデックスファンド(バランスファンドの1つ)」に積み立てようとあります。もし、つみたてNISAを利用して、世界経済インデックスファンドに毎月3000円積み立てると、20年後には投資額とあわせて110万円ほどになっている可能性があります。

毎月10,000円~19,000円

記載するのは、投資額および、運用で得た利益の合計額です。

つみたてNISAの予想利益(過去20年間に基づく予想平均利回りを利用)
積立金額利回り2%利回り4%利回り6%
10,000円295万円365万円456万円
11,000円324万円402万円501万円
12,000円354万円438万円547万円
13,000円383万円475万円592万円
14,000円413万円511万円638万円
15,000円442万円548万円683万円
16,000円472万円584万円729万円
17,000円501万円621万円775万円
18,000円530万円657万円820万円
19,000円560万円694万円866万円

毎月11,000円~17,000円程度を積み立てると、20年後に500万円を超える可能性があります。様々なアンケートをみると、個人の積立投資額は2万円前後ぐらいをめどに見ている方が多いので、その方々の運用益はだいたい500万円ぐらいになれば成功といった感じですね。

毎月20,000円~29,000円

記載するのは、投資額および、運用で得た利益の合計額です。

つみたてNISAの予想利益(過去20年間に基づく予想平均利回りを利用)
積立金額利回り2%利回り4%利回り6%
20,000円589万円730万円911万円
21,000円619万円767万円957万円
22,000円648万円803万円1,002万円
23,000円678万円840万円1,048万円
24,000円737万円876万円1,094万円
25,000円766万円913万円1,139万円
26,000円769万円949万円1,185万円
27,000円796万円986万円1,230万円
28,000円825万円1,022万円1,276万円
29,000円855万円1,059万円1,321万円

毎月30,000円~33,000円

記載するのは、投資額および、運用で得た利益の合計額です。

つみたてNISAの予想利益(過去20年間に基づく予想平均利回りを利用)
積立金額利回り2%利回り4%利回り6%
30,000円884万円1,095万円1,367万円
31,000円914万円1,132万円1,413万円
32,000円943万円1,168万円1,458万円
33,000円973万円1,205万円1,504万円

つみたてNISAを老後資金作りと考えると

つみたてNISAを老後資金作りのために使うなら、せめて20年後に1,000万円近いお金にはしておくと良いと思います。それを踏まえてみてみると、

20年後に運用額1000万円を達成するために

  • 平均利回り2%を期待できる商品:満額積み立て
  • 平均利回り4%を期待できる商品:約28,000円以上
  • 平均利回り6%を期待できる商品:約22,000円以上

と、利回りの低い商品ほど、より大きな金額を積み立てる必要があります。

一方、積立額が15,000円より少なくなると、20年後の運用額も500万円を切ってきます。老後資金・・・というにはちょっと心もとない金額です。

つみたてNISAで老後資金はどの程度築けるか?
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注意点:利回りはあくまで目安

投資信託は毎年同じ利回りがでるわけではないので、表での利益はあくまで目安であり、実際どうなるかは20年後に答え合わせしなければわかりません。表の結果だけみると、「3.3万円を年利6%で運用できたらいいじゃん」と感じるでしょうが、この年利は過去20年間平均値であり、実際にはもっとばらつきます。

リターンの高い商品はその分だけ、リターンのばらつき(リスク)も高くなります。特に金融危機が生じると、1年間で半値になるかもしれないほど価格が動きます。そのあたりも踏まえて商品を選ぶようになさってください。

そう考えると、例えば年利4%で毎月2万円を積み立てて、それでも足りない分は現金で預金する、といったプランも考えられます。老後資金は、必ずしもつみたてNISAだけで作る必要はないので、ここはあなたのちょうど良さそうなところを探してみてください。

イメージわかなければ、以下の記事も役立つと思います。

ハイリスクハイリターン派の「つみたてNISA」利用法。予想される利益から老後の売却モデルまで
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さあ、つみたてNISAをはじめよう

というわけで、つみたてNISAを始めませんか?筆者はSBI証券でつみたてNISAをやっていますが、2019年現在ではポイント還元の多い楽天証券のほうが人気です。


楽天証券のウェブサイトを見る

楽天証券のつみたてNISAが超人気な3つの理由。現代の錬金術で大富豪を目指せ!
今、つみたてNISAを始めるにあたって人気の証券会社が「楽天証券」だって知っていますか? これまで、現役世代の人が選ぶ証券会社はSBI証券か楽天証券がメジャーどころでしたが、つみたてNISAや投資信託の運用に限っては、楽天証券のほうが良く選...

ポイント還元の多さは、結果的に投資信託の運用利回りと高めるのと同じ効果を持ちます(ポイントの分だけお得なのですから)。加えて、楽天証券ではポイントを使って投資信託を買えるため、ポイントをさらに増やすことで、もっともっと利益を追求できるのです。

近くの銀行やゆうちょで始めるのも良いと思いますので、ぜひ気軽に始めてみてください。

ゆうちょ銀行の「積立NISA(つみたてNISA)」を利用した老後資金の準備手順
この記事では、ネット証券を使わずに老後資金を作りたいと考えるあなたに「ゆうちょ銀行」のつみたてNISAの紹介をします。筆者はいくつかの銀行のつみたてNISA対象商品もチェックしましたが、ゆうちょ銀行は最低限商品が揃っており、初めての投資でも...

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まとめ

  • 20年後に500万円ほどの資産を目指すなら、毎月15,000円前後を積み立てよう。1,000万円を目指すなら25,000円程度
  • 利回りの高い商品は、リターンのブレ(リスク)も高くなる。リスクの大きさに運用を止めたくなると本末転倒なので、本当に高い利回りの商品を買って良いかは考えたい
  • 老後資金はつみたてNISAだけで作る必要は無い。むしろ、つみたてNISAと預金なども組み合わせて、無理のない運用をめざそう

ちなみに筆者は今のところ、平均利回り6%ほどを期待できる商品に毎月2万円の積み立てです。計算上は1,000万円には到達しませんが、つみたてNISA以外にもいろいろ運用しているので、現状はこれで良いと思っています。

この記事を書いたきっかけ

「つみたてNISA 9,000円」と検索してきた人がいるためです。「つみたてNISA 9,000円」というテーマで記事を書いても良いのですが、それではさすがにニッチ過ぎるので、今回のようにまとめて利回りを紹介する、という形にしました。

毎月1万円や2万円といったきりのいい数字については、以下の記事で解説しています。

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