つみたてNISAを始めるには、どの証券会社を選べばよいのでしょうか。
つみたてNISAはネット証券だけでなく、店舗型証券や銀行でも取り扱っていますが、中でもメリットが多いのがSBI証券です。SBI証券はつみたてNISAの取扱商品数が豊富なのはもちろん、毎日積立やNISA枠ぎりぎり注文、投信マイレージ(Tポイントの付与サービス)など、サービスの充実度は証券会社の中でも群を抜いています。
今回はつみたてNISAでSBI証券を選ぶメリットや、SBI証券の主な取扱商品を紹介します。
詳しい特徴は公式サイトをご覧になってみてください。
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つみたてNISAでSBI証券を選ぶ5つのメリット
つみたてNISAでSBI証券を選ぶメリットを5つ紹介します。
★SBI証券を選ぶメリット
- スマホアプリでつみたてNISAを利用できる
- 「毎日積立」や「毎週積立」も可能
- 「NISA枠ぎりぎり注文」が設定できる
- 投資信託を100円から購入できる
- 投信マイレージサービスでTポイントが貯まる
スマホアプリでもつみたてNISAを利用できる
SBI証券のつみたてNISAなら、スマホアプリ「かんたん積立アプリ」を利用して積立設定や日々の損益を確認できます。
従来はパソコンを利用して運用の設定や管理を行なっていましたので、パソコンを持っていない方にはちょっと不便な点もありました。ですが、現在はスマホアプリを使えば良いので、気軽に積立額の変更や商品の変更も行なえるようになったのです。
例えば、今月の銀行口座の残高をスマホアプリで確認して「お金が苦しいな」と思ったら、かんたん積立アプリにログインして積立額を減らせば良いのです。
「毎日積立」や「毎週積立」も可能
SBI証券は積立コースは「毎日」「毎週」「毎月」の3コースから自由に選ぶことができるのです。
毎日コースは毎営業日(土日祝除く)買付を行い、毎週コースは月曜~金曜から好きな曜日を買付日に設定できます。
毎日コースや毎週コースなら、毎月コースよりもさらに購入タイミングを分散できるため、値動きを気にせずに資産形成に取り組めるでしょう。
「NISA枠ぎりぎり注文」が設定できる
SBI証券にはつみたてNISA設定の専用画面があり、設定状況、つみたてNISA投資可能枠、ファンドごとの積立設定が一目でわかるようになっています。
その中でも特に便利な機能が「NISA枠ぎりぎり注文」です。
つみたてNISAの年間投資枠は40万円ですが、例えばボーナス積み立てを併用した場合に、投資可能枠を使い切るためには微調整が必要な場合もあります。NISA枠ぎりぎり注文を設定しておくことで、投資可能枠を超えて積立注文しても、投資可能枠を使い切る金額の注文に自動で調整してくれるのです(一般的に、積み立て上限を超えるとエラーになり、積み立ては行なわれません)。
たとえば、つみたてNISAの投資可能枠が残り3万円のときに積立設定金額が4万円になっていても3万円分だけ注文し、投資可能枠を超えた1万円は注文されません。
このように、SBI証券にはつみたてNISAの年間投資枠を無駄なく使い切れる仕組みが整っています。
投資信託を100円から購入できる
SBI証券のつみたてNISAなら100円から投資信託を購入することができます。
少額から投資を始められるので、まとまった資金が用意できなくても、予算に合わせて無理なく積み立てることが可能です。あなたに投資経験がなくても、100円からなら無理なく始めることができるのではないでしょうか。
積立金額はいつでも変更できるので、少額から始め、慣れてきたら積立金額を増やしていくとよいでしょう。
投信マイレージサービスでTポイントが貯まる
SBI証券には、投資信託の月間平均保有額に応じてTポイントが貯まる「投信マイレージサービス」があります。つみたてNISA対象商品も投信マイレージサービスの対象に含まれており、年率0.01%~0.2%のTポイントが付与されます。
投資信託の保有金額が増えるほどポイントが貯まりやすくなり、貯まったポイントは投資信託の買い付けに利用できるほか、グループ企業であるSBIネオモバイル証券を使って国内株式の購入代金に使うこともできます。
以下はポイント投資を活用した場合と活用しなかった場合で将来の損益がどのくらい変わるかを計算したものです。この条件では、まったくポイント投資を活用しなかった場合に比べて、最終収益は約2万円増えました。
SBI証券のつみたてNISAの主な商品を3つ紹介
ここでは、SBI証券のつみたてNISAの主な商品を3つ紹介します。
- ひふみプラス
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 楽天・全世界株式インデックスファンド
ひふみプラス
ひふみプラスは販売金額、積立設定金額など、SBI証券の投資信託のランキングでNo.1をほぼ独占している大人気商品です。
「成長企業への投資」「守りながら増やす運用」「顔が見える運用」の3つを運用方針としており、TV番組の「カンブリア宮殿」で取り上げられたこと、高いリターンを維持していることから投資家の注目を集めています。
ひふみプラスはTOPIX以上のリターンを目指すアクティブ投信であり、運用者に運用成績が左右されるため、数年間よい成績を出すことはできても、10年単位で結果を出し続けるのは難しいと考えられます。
また、インデックス投信に比べると信託報酬が高めであることから、長く運用することが前提のつみたてNISAで購入するのは慎重に判断すべきでしょう。
ニッセイ外国株式インデックスファンド
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、日本を除く先進国株式に投資できる商品で、SBI証券の投資信託ランキングで上位の商品です。
本商品は、経済評論家の山崎元氏のベストセラー著書『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』の中で取り上げている商品のひとつです。
購入・換金手数料なしで、信託報酬は約0.1%と運用コストが低く、つみたてNISAで長く運用するには適した商品だと言えるでしょう。
楽天・全世界株式インデックスファンド
楽天・全世界株式インデックスファンドは、全世界の株式に投資して利益を得ることを目指す投資信託です。設定日が2017年9月29日で、運用を開始してまだ2年ほどですが、SBI証券の投資信託のランキングでは上位に位置しています。
信託報酬が0.2%台と低く、1本で世界中の株式に投資できることを考えると、つみたてNISAに適した商品だと言えるでしょう。
まとめ
- SBI証券は金融機関の中でつみたてNISAの取扱商品数が最も多く、自分の投資スタイルに合った商品を見つけやすい
- SBI証券のつみたてNISAは積立コースのバリエーションが豊富で、毎月のほかに「毎日積立」や「毎週積立」も可能。「NISA枠ぎりぎり注文」を使えば、投資可能枠を使い切るのも簡単
- SBI証券なら100円から投資信託を購入できるので、まとまった資金がない人や投資未経験の人でも始めやすい
SBI証券でつみたてNISAを始めるなら、口座開設が必要です。口座開設料、および口座維持費は無料ですので、関心があればぜひ気軽に口座開設を申し込んでみてください。
申し込み手順は以下の記事で紹介しています。
つみたてNISAや投資信託のキャンペーン時に口座開設するとちょっぴりお得な思いできるかもしれませんよ!
余談:もしも楽天証券と迷っていたら?
どちらが良いかを記事にしてみました。
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