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「つみたてNISA」で成功するための第一歩は証券会社選び!
★オススメの証券会社3社はココだ!

  1. 楽天証券
  2. SBI証券
  3. 松井証券




初めてのつみたてNISAは「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」でもいいんじゃない?

「つみたてNISA」を利用する際に、一番困りそうな点は商品選びです。

  • つみたてNISA対応投資信託は100本以上あります
  • その中から1本、ないし2本選ぶとしたら?

なかなか自発的にピンポイントで投資信託を選べる方は少ないと思いますが、いかか感じるでしょうか。

もしあなたが2018年から「どの投資信託を利用しよう?」と考えているならば、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」でも良いのではないか、と筆者は思います。

2017年から運用が始まったばかりの、まだ若い投資信託ではありますが、この投資信託はちょっとした魅力を持っています。

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「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」とは

楽天投信顧問が設定する投資信託で、その名の通り、全世界株式が投資対象になります

  • 日本は?もちろん、投資対象です
  • アメリカは?もちろん
  • その他、先進国や新興国も対象です

その投資先は5000銘柄を超えており、全世界で投資可能な市場の時価総額の大半を占めています。

いわば、究極の分散投資が行われた投資信託なのです。

つみたてNISAを用いた、いわゆるインデックス投資では、長期・積立・分散投資が大切だと言われます。

楽天・全世界株式インデックスファンドは、その分散投資に最適な投資信託の1つなのです。

「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」が注目を浴びた理由

投資先はただ1つの海外ETF

ただ、この投資信託はちょっと別の理由で注目を集めました。

というのも、実は楽天・全世界株式インデックスファンドの最終的な投資先は全世界株式なのですが、楽天・全世界株式インデックスファンド自体は「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」というETFに投資するだけなのです。

なので、お金の流れはこうです。

  1. あなたが全世界株式インデックスファンドに投資する
  2. 全世界株式インデックスファンドはバンガード・トータル・ワールド・ストックETFに投資する
  3. バンガード・トータル・ワールド・ストックETFは日本やアメリカを含む全世界の株式に投資する

日本人投資家にも人気の高い「VT」

バンガード・トータル・ワールド・ストックETFは、「VT」という略称でも知られています。

ここまでくるとご存知の方も多いかと思いますが、「VT」はアメリカの株式市場に上場する海外ETFで、日本の証券会社の海外ETFランキングでも上位に出てくることが多いです。

例えば、2017年12月1日時点で、SBI証券の海外ETFランキングで第5位につけています。

人気の理由は、上述のとおり、その高い分散投資性。

世界の経済成長を丸ごと利益として受け取るためのETFなんです。

「VT」に直接投資しないメリット

効率的な運用を考えるならば、全世界株式インデックスファンドではなく、バンガード・トータル・ワールド・ストックETFをそのまま使ったほうが良いです。

当然ながら、全世界株式インデックスファンド利用すれば、その分だけ信託報酬が上乗せされてしまうからです。

そこで、その信託報酬に目をつむってまで、全世界株式インデックスファンドを利用するメリットも考えてみます。

日本円で運用できる

最大のメリットはここでしょうか。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETFは海外ETFなので、ドルベースでの運用になります。

一方、全世界株式インデックスファンドを選択することで、日本円で運用できるため、感覚的に取っ付きやすくなります

「毎日の評価額を見る」ときにはドルベースよりも円のほうがわかりやすいですよね。

 積み立てでの恩恵を受けられる

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF自体も現行NISAでは購入可能です。

現行NISAは最大5年間までしか税制優遇を受けられないため、正直なところバンガード・トータル・ワールド・ストックETFを現行NISAで買うのはあまりメリットがありません

  • VTの分配金利回りは特に高くはないです(分配金目当ての人は大抵「iシェアーズ 米国優先株式 ETF」を買います)
  • 分散投資されているので、「業績が良くなって大幅な値上がり」みたいなイベントはありません

要するに、堅実すぎて現行NISA向きではないのです。

一方、バンガード・トータル・ワールド・ストックETFはつみたてNISAでは買えませんが、全世界株式インデックスファンドならつみたてNISAで購入できます。

そのため、堅実な資産形成向きであるバンガード・トータル・ワールド・ストックETFの利点を生かすなら、つみたてNISAを介して全世界株式インデックスファンドを買ったほうが良いと考えます。

選択のポイント

他の投資信託に対する優位点

  • これ1つで日本を含む全世界の株式に投資できますので、世界の経済成長があなたの利益になります
  • 低い信託報酬で新興国にも投資できますので、中国やインドなど、これから世界の中心になりそうな国々から得られる利益も逃しません
  • 楽天・全世界株式インデックスファンドが投資する「VT」を運用するのはアメリカで長き歴史を持つバンガード社です

他の投資信託に対するデメリット

  • わざわざ楽天・全世界株式インデックスファンドを通さずとも、VTには投資できます
  • 分散性が高いため、大損の可能性が減る一方で、大儲けの可能性も下がります。良くも悪くも堅実なのです

こんな人に向いています

  • 何に投資をすれば良いかがわからない人や、教科書的な「世界分散投資」を実現したい場合に向いています
  • 100%株式で構成されますので、ややリスク許容度の高い人向けの商品です。1日の値動きが投資額の1%に達することもよくあります

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まとめ

  • 文字通り全世界に投資できる楽天・全世界株式インデックスファンドは、アメリカの有名なETF「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」に投資する
  • 「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」は全世界の5000を超える銘柄に投資できるため、楽天・全世界株式インデックスファンドは結果として全世界への分散投資を実現できる
  • 楽天・全世界株式インデックスファンドを選ぶことで信託報酬(運用コスト)は増えてしまうものの、日本円で管理できるなどの利便性がある

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