SBI証券でつみたてNISAを利用するならば、「Tポイント」と「投信マイレージ」のことをチェックしておくとお得な運用を期待できます。投信マイレージは投資信託の残高にTポイント(従来はSBIポイント)が付与されるサービスのことです。
SBI証券ではつみたてNISAの積み立てにTポイントを使うことはできません。しかし、Tポイントは特定口座で購入する投資信託の買い付け代金としては使えます。
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SBI証券のつみたてNISAと「Tポイント」の関係
- つみたてNISAでTポイント投資はできません
- つみたてNISAで買っている投資信託にTポイントは付与されます(投信マイレージ)
※2019年10月時点
Tポイントでの積み立ては不可
2019年10月時点で、SBI証券のTポイント投資は投資信託の金額買い付けのみ対応しています。つみたてNISAを含む積立投資には利用できませんので、「Tポイントを集めてお得につみたてNISA」はできません。
つみたてNISAで買った投信の残高に応じてTポイント付与(投信マイレージ)
投信マイレージでポイントを貰おう
TポイントをつみたてNISAでの投資には利用できませんが、つみたてNISAで購入した投信の残高に応じてTポイントの付与は行なわれます(投信マイレージ)。そのため、つみたてNISAでの積み立てを長く続けるほど、毎月貰えるTポイントは多くなります。
出典:筆者Tポイント履歴
なお、従来付与されていたSBIポイントの投信マイレージは2020年で終了の予定です。
ポイント付与率
ポイント付与率(年率) | ||
---|---|---|
月間平均保有金額 | 1,000万円未満 | 1,000万円以上 |
通常銘柄 | 0.10% | 0.20% |
SBI証券指定銘柄Ⅰ | 0.05% | |
SBI証券指定銘柄Ⅱ | 0.03% | |
SBI証券指定銘柄Ⅲ | 0.02% | |
SBI証券指定銘柄Ⅳ | 0.01% |
一般的には、信託報酬の低い投資信託ほどポイント付与率が低くなります。つみたてNISA対象銘柄は年率0.05%以下になることが多いです。
例えば、個人投資家に人気のeMAXIS Slim 先進国株式インデックスは0.03%です。仮に月利0.4167%で33,000円を毎月積み立てると、最初の1年間で貰えるポイントは計94ポイントと見込まれます。
もらったTポイントの使い道
何に使っても良いと思いますが、SBI証券の運用で使うならば、2つの案があります。
- 高いリターンを期待できる投資信託を買う
- ポートフォリオのリスクを抑えるための投資信託を買う
上述のとおり、ポイント投資はつみたてNISA以外で利用することになりますので、つみたてNISA対象外の投資信託も投資対象になります。
高いリターンを期待できる投資信託を買う
ポイントはもともと無かったもの(貰えないもの)と考え、高いリターンを見込める投資信託の購入代金の一部として利用します。
ポートフォリオのリスクを抑えるための投資信託を買う
例えば、つみたてNISAで株式100%で運用するファンドを買っている場合に、特定口座(課税口座)側でローリスクの商品を購入し、資産全体の値動きを緩やかにしようという考え方です。
貯めたポイントを他のサービスで使っても良い
投信マイレージで貯めたポイントは、SBI証券以外のサービスでも利用できます。必ずしもSBI証券の運用で使う必要はありません。
他のポイントとの交換もできますので、たくさんポイントを貯められるなら、交換もありですね。個人的にはそこまで大量にポイントがたまらないので、すべてSBI証券でのポイント投資で消化していますが。
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まとめ
- SBI証券ではTポイント投資サービスを利用して投資信託を購入できる。ただし、つみたてNISAを含む投資信託の積み立てには利用できない
- つみたてNISAで積み立てているポイントにTポイントが付与される
- 付与されたTポイントは他社サービスなどでも利用可能
「ちりも積もれば山となる」の精神で貯めたり投資したりすると、将来結構化けると思いますよ!
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