※記事内に広告を含む場合があります

「つみたてNISA」で成功するための第一歩は証券会社選び!
★オススメの証券会社3社はココだ!

  1. 楽天証券
  2. SBI証券
  3. 松井証券




つみたてNISAの始め方。始める前に知っておきたいメリットとデメリットを解説!

2018年1月から、新たな少額投資非課税制度「つみたてNISA」がスタートしました。

つみたてNISAは名前に「つみたて」とあるように、投資対象が積立で買付する投資信託に限定されているのが特徴です。

いきなり大きな金額を用意する必要はなく、運用したい商品を選んで毎月一定額を購入(積立)していくので、投資初心者の方でも始めやすいでしょう。

また、通常のNISA(以下 一般NISA)とは非課税枠や非課税期間、投資できる商品が異なるため、つみたてNISAを始める前に特徴やメリット、デメリットについて理解しておくことが大切です。

今回はつみたてNISAの始め方や特徴、そして、メリットとデメリットについても詳しくお伝えします。

[スポンサーリンク]

つみたてNISAの始め方と特徴

つみたてNISAを始めるにはどうすればよいのでしょうか。また、運用に失敗したらどれぐらい損をする可能性があるのでしょうか。

まずは、つみたてNISAの始め方や特徴について確認していきましょう。

つみたてNISAの始め方

つみたてNISAを始めるには、証券口座とマイナンバーが必要です。証券口座を持っていない場合は、口座開設と同時につみたてNISAの申込もできます。

また、証券口座を持っていて、まだつみたてNISAの申込をしていない、あるいは一般NISAからつみたてNISAに切り替える場合も申込が必要です。

ネット証券の場合は、ログイン後の画面から書類請求し、必要事項を記入して提出という流れになります。

つみたてNISAの開設には税務署の審査が必要になるため、開設までに数週間かかるので注意が必要です。

口座開設が完了したら、つみたてNISAの取扱銘柄の中から運用する商品を選び、毎月の買付金額の設定が終われば、あとは毎月自動で買付してくれます。

運用に失敗したらどれぐらい損をする可能性があるの?

つみたてNISAで投資信託の積立をするにあたって気になるのが、運用に失敗したときにどれぐらい損をする可能性があるかではないでしょうか。

投資信託は元本保証ではないため、値上がりすれば資産は増えますが、値下がりすると元本を割り込み、損をする可能性があります。

しかし、たとえ運用に失敗しても、投資額以上に損(借金)をすることはありません。

また、投資信託はさまざまな銘柄に分散投資をしているため、投資したお金がすべてなくなることはまずありません。

つみたてNISAは、長期の資産形成を促すために新設された制度です。

投資信託の中では比較的リスクが低い、日経平均株価などの指数に連動した「インデックス投信」を多く取り扱っているので、投資経験がない方でも取り組みやすいでしょう。

つみたてNISAはいくらから投資できる?

つみたてNISAの場合、いくらから投資できるかは証券会社によって異なります。

たとえば、野村證券の場合、毎月の積立額は1,000円からになりますが、SBI証券などのネット証券では100円から積立が可能です。

また、年2回ボーナス月に増額することもできます。

積立額は途中で増額することもできるので、まずは少額購入してみて、理解できてきたら増額していくのもひとつの方法です。無理のない範囲で始めてみましょう。

つみたてNISAのメリット

つみたてNISAで、投資信託を毎月積立することにはどんなメリットがあるのでしょうか。次に、つみたてNISAのメリットについて確認していきましょう。

つみたてNISAは長期の資産形成に向いている

つみたてNISAの最大のメリットは、非課税期間が最長20年間と長期であることです。分配金を再投資することで、複利効果により資産を大きく増やせる可能性があります。

複利とは、一定期間ごとに支払われる利息も元本に含め、これを新しい元本とみなして次の利息を計算する方法のこと。

たとえば、100万円を年利3%(複利)で預ける場合

1年目:100万円×3%=3万円
2年目:103万円(100万円+3万円)×3%=3万900円
3年目:106万900円(103万円+3万900円)×3%=3万1,827円

のように、利息を元本に組み込んでいくので毎年利息が増えていき、元本も雪だるま式に増えていきます。

つみたてNISAでは、投資信託の分配金に税金がかからないので、受け取った分配金を再投資して元本に含めて複利運用していけば、長期間運用するほど資産が大きく増える可能性が高くなるのです。

一般NISAでも投資信託の積立は可能ですが、非課税期間が最長でも5年間しかないため、つみたてNISAに比べると複利効果が期待できません。

つみたてNISAの非課税投資枠は最大800万円

つみたてNISAは非課税投資枠が最大800万円と、一般NISAより大きいのもメリットです。

一般NISAは120万/年の非課税枠がありますが、非課税期間は最長5年間で、非課税投資枠は最大600万円です。

一方、つみたてNISAは40万円/年と1年あたりの非課税枠は小さいものの、非課税期間が最長20年間あるため、非課税投資枠は最大800万円となります。

投資額が大きいほど非課税の恩恵を受けられる可能性が高いので、長期間運用するなら、つみたてNISAのほうが有利と言えるでしょう。

つみたてNISAのデメリット

つみたてNISAはメリットばかりではなく、運用方針や個人の状況によってはデメリットもあります。ここでは、つみたてNISAのデメリットについて確認していきましょう。

一般NISAに比べて1年間の非課税投資枠が小さい

120万/年の非課税枠がある一般NISAに比べると、つみたてNISAは40万円/年と小さくなっています。

そのため、手元にまとまった資金がある人が毎月の積立額を増やしたいと思っても、つみたてNISAの非課税枠は限られています。

もちろん、つみたてNISAではなく特定口座でも投資信託の積立は可能ですが、売却益や分配金に対して課税されてしまいます。

そのため、少ない資金でコツコツ投資したい人にはつみたてNISAは向いていますが、まとまった金額を投資したい人にとっては物足りないかもしれません。

相場を見ながら購入できない

投資で利益を出すためには、安く買って高く売る必要があります。そのため、株式や為替の値動きを確認し、大きく値下がりしたタイミングで追加購入したい人もいるでしょう。

しかし、つみたてNISAは投資対象が積立で買付する投資信託に限られているので、値下がりしたから購入したいと思っても、あらかじめ設定した買付日に積立購入するしかありません。

そのため、相場を見ながら自分のタイミングで購入することができず、チャンスを逃してしまう可能性があるのです。

つみたてNISAは相場の値動きに左右されず、淡々と続けてきたい人には向いていますが、相場を見ながら自分のタイミングで購入したい人には向いていないかもしれません。

[スポンサーリンク]

まとめ

  • つみたてNISAを始めるために必要なものは証券口座とマイナンバー。税務署の審査があり、開設までに数週間かかるので早めに申込する
  • つみたてNISAで運用に失敗しても投資額がすべてなくなることは考えにくく、投資額以上に損(借金)をすることもない。ネット証券なら100円から投資できるので気軽に始めよう
  • つみたてNISAは非課税期間が最長20年間で長期の資産形成に向いている。そのため、投資初心者や少ない資金でコツコツ投資したい人に最適

コメント

タイトルとURLをコピーしました