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「つみたてNISA」で成功するための第一歩は証券会社選び!
★オススメの証券会社3社はココだ!

  1. 楽天証券
  2. SBI証券
  3. 松井証券




つみたてNISAを始める前に知っておきたい5つの注意点

つみたてNISAを始める前に、知っておくと戸惑わない事柄を5つ紹介します。

  • 投資は始めてなのでよくわからない
  • つみたてNISAは金融庁がいろいろ関与してるんでしょ?

といった事柄が結びつくと、以下に挙げたような勘違いをされる方が結構いらっしゃるんです。もしかしたら、あなたも勘違いしているかも?

そこで、以下では初心者が勘違いしやすい5つのポイントと、逆に投資でいつも不安に思われている3つのポイントを紹介。

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つみたてNISA、5つの注意点

毎年、確実にお金が増えていくわけではない

つみたてNISAを含め、インデックス投資全般によくある勘違いですが、つみたてNISAは決して毎年利息のようにお金が増えていく投資ではありません

例えば、以下の記事ではつみたてNISAを使った老後資金の計算として、年平均利回り9.2%という数字を使っています。一見すると、毎年9.2%ずつ増えていくのでは?と誤解する表現かもしれません。

つみたてNISAで老後資金はどの程度築けるか?
老後のお金のこと。つみたてNISAをやれば、老後資金は用意できると考えたことってありませんか? つみたてNISAで老後資金を用意できるかは、簡単なシミュレーションである程度見積もることができます。漠然と「つみたてNISAをやれば老後は安心」...

しかし、実際には投資信託は元本部分が値上がりしたり、値下がりしたりしながら、最終的には値上がりしている、といった形で利益を生み出します

例えば、以下は筆者が実際につみたてNISAで運用している投資信託の値動きを定期的に追ったものです。3つのツイートはわずか10日間ですが、この中で投資信託の時価評価額は大きく変動していることがわかります。

投資信託の値動きは、このようにまるで波のように上がったり下がったりしています。いわば、つみたてNISAで資産を形成するのは、1つの山を登るようなイメージなのです。

「金融庁認定の投資信託 = 絶対儲かる」は間違い

つみたてNISAの対象投信は絶対儲かるとは限りません

つみたてNISA対象投信は金融庁の審査を経て、特定の条件を満たした優れたファンドのみが選ばれています。が、この審査は、信託報酬(しんたくほうしゅう。運用時にかかる手数料のこと)などの審査が行われたもので、儲かる・儲からないという観点の審査ではありません

つみたてNISA対象投信はしばしば、金融庁のお墨付き投信と紹介されることがあります。が、これはあくまでコスト面がチェックされているだけの話です。

「みんな儲かっている = 自分も儲かる」は間違い

投資は、投資したタイミングで全てが決まります。たとえ、同じ商品に投資していたとしても、売買したタイミングで儲かっている人も損している人もいるのです。

私たちはよく、新しいことを始めるときには、インターネットで体験談などを参考にすることが多いです。その時につみたてNISAの運用結果が示されていたとしても、あなたが同じ利益を手にするとは限らないことにご注意ください。

これから数年後につみたてNISAで大損した人が出てくるかもしれませんが、そういった話もあんまり役に立たない、ということです。

つみたてNISAと一般NISAの併用はできない

つみたてNISAと一般NISAの併用はできません。どちらか一方のみです。

つみたてNISAと一般NISA(ただのNISA)。どちらを利用する?
2018年から始まった「つみたてNISA」を、あなたはもう利用していますか? ところで「NISA」と一言で言っても、「つみたてNISA」と「一般NISA(ただのNISA)」と主に2つのサービスがあります(その他、子供向けにジュニアNISAも...

裏技として、配偶者や両親など、家族に口座を開設してもらった場合には、1世帯でつみたてNISAと一般NISAの併用ができます。両方使いたい場合には、家族に口座を開いてもらうよう、説得してみてください。

つみたてNISAだけで老後資金の準備は難しい

これは以下の記事で議論したとおりです。つみたてNISAと合わせてiDeCoなども併用したいところですね。

つみたてNISAで老後資金はどの程度築けるか?
老後のお金のこと。つみたてNISAをやれば、老後資金は用意できると考えたことってありませんか? つみたてNISAで老後資金を用意できるかは、簡単なシミュレーションである程度見積もることができます。漠然と「つみたてNISAをやれば老後は安心」...

つみたてNISAのこういった心配は不要

つみたてNISAを銀行で始めても大丈夫

つみたてNISA対象投信は金融庁認定商品ばかりですので、銀行で購入しても悲惨な失敗談になる可能性は低いです。もっとも、つみたてNISAを始めたことを足がかりに、営業行為を受ける可能性はありますが・・・。

銀行などでつみたてNISAを利用するときは、個人的にはゆうちょ銀行をオススメしています。全国で利用できますし、商品の品揃えも必要最小限ながら、一通り揃っています。

ゆうちょ銀行の「積立NISA(つみたてNISA)」を利用した老後資金の準備手順
この記事では、ネット証券を使わずに老後資金を作りたいと考えるあなたに「ゆうちょ銀行」のつみたてNISAの紹介をします。筆者はいくつかの銀行のつみたてNISA対象商品もチェックしましたが、ゆうちょ銀行は最低限商品が揃っており、初めての投資でも...

つみたてNISAで借金はしない

つみたてNISAは借金をするような投資ではありません。どんなに運用に失敗しても、投資したお金の一部が失われるだけで済みますので、借金を恐れる必要はありません。

つみたてNISAはいつでも止められる

つみたてNISAはいつでも運用を止められます。お金が苦しい時や、そもそも「投資って合わないな」って感じたら、いつでも積み立てを停止してください。

つみたてNISAは途中解約してもいいし、お金は手元に戻ってくる
つみたてNISAに関するよくある誤解の1つに、 「1度始めたらイヤでも20年継続しなければいけないのでは?」 「途中でやめられないのでは?」 「一度投資したら、お金は戻ってこないのでは?」 みたいな話があります。こういった制度上の「縛り」が...

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まとめ

  • つみたてNISAは金融庁認定の投資信託を選べる。が、これらは必ず儲かる保証ではない点に注意。投資信託は値上がりしたり、値下がりしたりしながら、長い目でみるとお金が増えていく
  • つみたてNISAと一般NISAは併用できない。ただし、家族に別に一般NISA口座を開いてもらうことで、世帯としての併用は可能。なお、iDeCoとは併用できる
  • つみたてNISAだけで老後資金の準備は難しい。一方、運用に失敗しても借金はしないので、老後資金の一部を貯めるつもりで気軽に試してほしい

つみたてNISAを銀行で始めても良い点は、結構魅力的なポイントかもしれません。「ネット証券だと顔が見えない」と思う方は、身近の銀行に問い合わせてみてください。

とはいえ、魅力的なサービスを提供するのはやはりネット証券です。本気で資産形成するなら、ネット証券を選ぶことをオススメしたいです。

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