記事への質問は、コメントフォーム(記事の下にあります)・Twitter・お問い合わせフォームをお使いください。

つみたてNISAは途中解約してもいいし、お金は手元に戻ってくる




\シェアしてください!/

メリットとデメリット

つみたてNISAに関するよくある誤解の1つに、

  • 「1度始めたらイヤでも20年継続しなければいけないのでは?」
  • 「途中でやめられないのでは?」

みたいな話があります。こういった制度上の「縛り」があると、「将来やめたくなったら・・・」と考えちゃうんですよね。

しかし、つみたてNISAには1度始めたら20年継続しなければいけない、という制度上の縛りはありません。やめられます。いつでも、あなたの好きなタイミングで。

以下、つみたてNISAを利用して20年運用する前に途中解約したくなった場合のポイントや注意点などを解説します。

[スポンサーリンク]

つみたてNISAは途中解約していい

つみたてNISAは途中解約できます。厳密には、つみたてNISAを通じて購入した投資信託はいつでも売却できます

  • やめたくなったら、いつでもやめてください
  • 買った投資信託は売却できますし、積み立てを止めて放置もできます

SBI証券や楽天証券のような、いわゆるネット証券の場合には、解約も積み立ての再開も全てインターネット上から行います。銀行などの窓口取引の場合には、窓口で解約方法を聞いてみてください。

ちなみに、10万円積み立てたうちの5万円のみ売却して出金、なんてこともできますよ!

余談:投資信託の解約とつみたてNISA口座の解約は別物だよ

単に「解約」といっても、以下の2つは意味が異なります。

  • つみたてNISA口座で買った投資信託の解約
  • つみたてNISA口座そのものの解約

前者は買った投資信託の売却のことを指し、後者はつみたてNISA口座の閉鎖を意味します。当然、後者は再度つみたてNISA口座を開設しなおすまで、つみたてNISAは利用不可になりますので、その点はご注意ください。

投資信託の解約(売却)とつみたてNISAそのものの解約は違うのです。

途中解約に関して注意すること・知っておくことってある?

解約で戻ってくる代金は投資信託の時価次第

投資は貯金とは異なるので、解約のタイミング次第で現在の評価額も変わります。例えば毎月1万円の積み立てを10ヶ月継続し、10万円積み立てたとして、

  • 現在の評価額が11万円なら、全額売却すると11万円戻ります
  • 現在の評価額が9万円なら、全額売却すると9万円戻ります

と、投資信託の評価額次第で解約で戻ってくる代金も異なります。場合によっては元本割れもありえますので、その点はご了承ください。以下のツイートにもあるように、基本はコツコツ長く続けることで、評価額はプラスになりやすくなります。

解約から入金までに3~7営業日ほど時間がかかります

投資信託は、今日解約したから、今日解約代金が入金されるほどスピーディな処理は行われません。あなたが投資信託の解約を行うと、

  1. 解約に関する情報が、販売機関を通じて投資信託の運用会社へ
  2. 運用会社が保有する金融商品を売却し、現金化
  3. その現金が販売機関を通じて、あなたの口座へ

といった流れで処理されますので、解約を申し出てから、実際に現金を手にするまで多少時間がかかります

どの程度時間がかかるかは商品次第ですが、国内株式では3~4営業日後程度、海外株式では4営業日~7営業日など数日かかります。つまり、今日必要なお金のために投資信託を解約しても手遅れで、遅くとも1~2週間ほど前には解約の申し込まなければいけません

預金口座のような、簡単に出し入れできるほどの柔軟性はありませんので、すぐ使うお金よりも、当分使うあてのないお金や、最初から将来に備えるためのお金を投資したほうが良いです。

全部売却せずに、一部だけ解約することもできます

上述のとおり、10万円積み立てたうちの5万円だけ解約する、といったことも可能です。どうしてもお金が必要なときに、必要な分だけ取り崩すような使い方ですね。

つみたてNISAのやめ時・売り時。一括売却はもったいないよ
つみたてNISAをとりあえず始めてみたいけど、 いつ、どんな感じでやめればいいの? 将来の「売り時」っていつ?どうすればいい? みたいなところって気になりませんか?できるだけ、見通しをつけた上でつみたてNISAを始めた...

解約手数料は無料です

解約時に手数料はかかりません。その代わり、選ぶ投資信託によっては「信託財産留保額」と呼ばれるコストが発生する可能性があります(つみたてNISA対象投信は「信託財産留保額」を設定しないものが多いです)。

解約した代金はどうやって引き出すの?

つみたてNISAを利用している金融機関が

  • 銀行の場合:あなたの預金口座
  • 証券会社の場合:あなたの証券口座

あとはキャッシュカードなどを使って引き出してください。キャッシュカードのない証券会社の場合には、銀行口座への出金手続きが必要です。

[スポンサーリンク]

まとめ

  • つみたてNISAは20年運用する前に解約(購入した投資信託の売却)できます
  • 預金と異なり、解約申し込みから実際にお金が入金されるまで数営業日ほど時間がかかります。「今日必要なお金のために解約」は手遅れなので、事前に申し込みを
  • 解約した代金は預金口座や証券口座に入金されます。時価で精算されますので、口座への入金額と投資元本は必ずしも一致しません

「一度始めたら20年続けなければいけない」といった制度上の縛りが無いのも、つみたてNISAの良いところです。ぜひ気軽に始めてみてほしいな、と思います。

コメント