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【初心者向け】つみたてNISAと投資信託と積立投信の違い。混乱しやすい用語をまとめて解説




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いきなりですが、あなたは「つみたてNISA」と「投資信託」の違いって説明できますか??

三菱UFJ国際投信が2018年8月に行った1万人調査によると、アンケートに答えたおよそ6割の人が、つみたてNISAも投資信託も知らなかったと回答しています。資産運用の世界は、聞いたことのない用語が多く、なかなかなじみにくいイメージもあると思います。

そこで本記事では、

  • 投資信託:金融商品の名前
  • 積立投信:投資信託の買い方の1つ
  • つみたてNISA:積立投信で得た利益を非課税にする制度

のそれぞれの違いを解説。投資信託やつみたてNISAの特徴を把握し、他の人よりもマネーリテラシーを高めましょう。

周囲の人に説明できるようになれば、「お!この人物知りだな!」って思われますよ!

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まず、投資信託とは?

投資信託とは金融商品の名前です。

「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。

出典:そもそも投資信託とは? | 投資信託協会

実際には、投資信託とは「カテゴリー」の名前

ただ、実際には「投資信託」という名前の商品は売っておらず、実際には「なんとかかんとかファンド」みたいな商品が販売されています投資信託とは金融商品のカテゴリー名のようなものと考えて良いと思います。

現在販売されている投資信託は6000本近くもあり、その中から商品を選んで投資します・・・というと、「え!?そんなにある中から選ぶの?」って感じですよね。

実際には、つみたてNISAに対応する投資信託は100本ちょっとで、現実的にはもっと少ない本数から選ぶことになります。なので、このあたりをあまりハードルとして捉えなくて大丈夫です。

細かいところで「株式投資信託」と「公社債投資信託」

投資信託の分類の1つに株式投資信託と公社債投資信託があります。

  • 株式投資信託:一般的な投資信託はこっち
  • 公社債投資信託:中期国債ファンドやMMF、MRFなど

この分類は正直知っておく必要がありませんが、後述する「つみたてNISA」では株式投資信託のみ利用できるので、敢えて出しておきます。

投資信託は「出入り自由」

現在販売されている投資信託の大半は、

  • いつでも購入できます
  • いつでも売却できます

など、「出入り自由」な仕組みで運用されています。よく「一度買ったらイヤでもやめられないのでは」との誤解がありますが、実際にはやめたい時にはいつでもやめられます。

つみたてNISAは途中解約してもいいし、お金は手元に戻ってくる
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次に積立投信(投信積立)とは

積立投信とは、投資信託を積み立てて購入することです。積立定期預金のように、毎月決められた金額を投資信託の買付にあてます。積立投信を行うことで、

  • 毎月1万円からでも始められる
  • 時間分散によって購入価格を安く抑えられる(ドル・コスト平均法)

などのメリットが得られます。

金融機関や書籍では投信積立と表現することもあります。ただ、どちらの言い回しであっても、投資信託を積み立てることには変わりません。

「毎月の定額積み立てで始める」のが現在のスタンダード!

よく、「資産運用には大金が必要だ」との誤解がありますが、積立投信を利用すれば毎月1万円か、それ以下の金額から始めることもできます。100万円や500万円、1000万円といったお金を貯めて資産運用を始めるのは、すでに時代の潮流から外れています。今は「毎月いくら投資する」というスタイルで資産運用を行うのです。

2016年に話題になった書籍「3000円投資生活」では、「積立投信を毎月3000円から始めよう」という書籍でした。あの本を参考に、積立投信を始めた投資家はかなり多いはずです。

最後に、つみたてNISAとは

つみたてNISAとは、積立投信で利用できる少額投資非課税制度のことです。

つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。

つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています

つみたてNISAの対象には、上場株式投資信託(ETF)も含まれますが、実質的には株式投資信託の中から積み立てる商品を選ぶことになります。投資信託には上述の通り6,000本近い商品があるものの、つみたてNISAに対応する商品は100本ちょっとと限られています。しかも、それらは金融庁が課した条件をクリアしたもので、初心者でも選びやすい商品がラインナップされています

非課税って、毎月の税金が安くなるの?

いいえ、毎月の税金が安くなるのではなく、つみたてNISA口座を通じて買った投資信託の運用で得た利益にかかる税金が非課税になります。要するに「つみたてNISAを使っていくら儲けても税金はいらねーぜ!」というありがたい制度。

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ちなみに2018年の税制では、投資の利益に対して20.315%の税金がかかります。1000万円利益をテにしたら、うち200万円近くは国税に取られる計算です。その税金が非課税になる分だけ、「あなたが将来手にするお金が増える = 老後の備えにもなるよね」というのが、つみたてNISAの目的です。

つみたてNISAを使うには?

つみたてNISAに対応した口座「つみたてNISA口座」の開設が必要です。つみたてNISA口座は証券会社や銀行など、多くの金融機関で開設可能ですが、日本全国を通じて一人1口座のみに限られます(同一人物が2つ以上のつみたてNISA口座を開設することはできない)。

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まとめるとこうなる

投資信託とは金融商品名です。実際には「xxファンド」という複数の商品が販売されています。この「xxファンド」を「毎月いくら」という形で買い付ける方法が積立投信です。この積立投信は、通常利益の20.315%を税金として納税しますが、つみたてNISAを利用すると、税金は免除されます。

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まとめ

  • 投資信託とは金融商品名である。実際には「投資信託」という名の商品は売っておらず「xxファンド」という商品が多数販売されいる
  • 積立投信とは、投資信託を毎月定額で購入することを指す。1万円や3000円からでも出来るので、大金がなくても投資できる
  • つみたてNISAは積立投信で得た利益を非課税にする制度。つみたてNISAに対応した商品を、つみたてNISA対応の口座で買う必要がある

それぞれの違いを理解するきっかけになれば幸いです。

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