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つみたてNISAでバランスファンドを選ぶメリット、デメリットを解説します

つみたてNISAでバランスファンドを選ぶことには、どんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

バランスファンドは1本で複数の資産クラスに投資ができるため、リスクを抑えながら手間なく積立投資をしたい方に適した商品です。

しかし、バランスファンドならではのデメリットもあるため、メリットとデメリットを理解したうえで投資をすることが大切です。

今回は、つみたてNISAでバランスファンドを選ぶメリットとデメリット、そして、つみたてNISAで買える主なバランスファンドについてもお伝えします。

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つみたてNISAでバランスファンドを選ぶメリット

たった1本で分散投資ができる

バランスファンドの特徴は、たった1本で複数の資産クラス(国内株式、外国株式など)に分散投資ができることです。

資産クラスごとに値動きが異なるため、複数の資産クラスに分散投資をすることで、リスクを下げられるメリットがあります。

バランスファンドを選べば、単一の資産クラスが投資対象の投資信託を複数保有する必要はありません。

つみたてNISAでは複数のバランスファンドが対象になっており、さまざまな商品と比較しながら、自分の好みにあったバランスファンドを選ぶことができるのです。

リバランス不要で手間いらず

つみたてNISAでは購入方法が積立に限られるため、スポットで買い増すことができず、リバランスをするには、積立金額の設定を変更するなどの手間がかかります。

しかし、バランスファンドなら、あらかじめ提示されている資産クラスの組み合わせ比率が維持されるように自動でリバランスをしてくれます。

たとえば、4つの資産クラス(国内株式・債券、外国株式・債券)に25%ずつ投資をするバランスファンドを選べば、この1本に積立投資をするだけで、25%ずつの資産配分が維持されるように自動でリバランスをしてくれるのです。

このように、バランスファンドはリバランス不要で手間がかからないため、つみたてNISAでバランスファンドを選べば、時間がない方でも無理なく投資を続けられます。

信託報酬が低く設定されている

信託報酬とは、投資信託を保有している間にかかるコストのことで、保有資産から自動的に差し引かれます。

バランスファンドは1本で複数の資産クラスに投資をするため、運用に手間がかかることから、信託報酬が高めに設定されているのが一般的です。

しかし、つみたてNISAで買えるバランスファンドは信託報酬が低く設定されており、単一の資産クラスが投資対象のインデックスファンドとほとんど差はありません。

長く運用することを考えると信託報酬はこだわりたいポイントですが、つみたてNISAで買えるバランスファンドなら問題ないでしょう。

つみたてNISAでバランスファンドを選ぶデメリット

資産配分を変更できない

バランスファンドはあらかじめ資産配分が提示されており、その資産配分が維持されるように自動でリバランスしてくれるのがメリットです。

しかし、途中で資産配分を変更したいと思っても、簡単には変更できないデメリットもあります。

たとえば、つみたてNISAで投資対象に不動産が含まれているバランスファンドに積立投資をしているときに、不動産を投資対象から外したくても変更できません。

どうしても外したい場合はバランスファンドを解約するしかなく、今まで運用してきた利益(または損失)が確定されてしまいます。

そのため、つみたてNISAでバランスファンドを選ぶ際は、資産配分を変更する可能性がないかを慎重に判断したほうがよいでしょう。

大きな利益は期待できない

バランスファンドは1本で分散投資ができるのでリスクを下げられますが、大きな利益は期待できません。

たとえば、国内株式が大きく値上がりしたときに、国内株式のみが投資対象の投資信託を保有していれば資産は大きく増えます。

しかし、バランスファンドは複数の資産クラスに投資をしているので、国内株式が大きく値上がりしても、資産が大きく増えることはありません。

このように、バランスファンドは分散投資でリスクを下げられる分、特定の資産クラスが大きく値上がりしても、大きな利益は期待できないデメリットがあります。

つみたてNISAで買える主なバランスファンド

世界経済インデックスファンド

世界経済インデックスファンドは、国内、先進国、新興国の公社債および株式が投資対象のバランスファンドで、株式と債券の資産配分は50%ずつとなっています。

信託報酬は0.54%/年、信託財産留保額0.1%と、つみたてNISAの商品の中では比較的高めに設定されています。

新興国への投資割合が35%と多く、1本で世界経済全体に投資ができるため、リスクをとって新興国に投資をしたい人に向いているでしょう。

一方で、国内株式と国内債券への投資割合は5%ずつしかないので、国内への投資割合を増やしたい人は別の商品を検討するか、国内株式や国内債券が投資対象の投資信託を別に積立する必要があります。

eMAXIS slim 8資産均等型

eMAXIS slim 8資産均等型は日本、先進国、新興国の株式や債券、リートなど8つの資産クラスが投資対象のバランスファンドで、資産配分は均一になっています。

8つの資産クラスに投資をするにも関わらず、信託報酬は0.2%台/年と運用コストが低いので、つみたてNISAで長期投資をするのに適した商品だと言えるでしょう。

株式や債券だけでなく不動産にも分散投資をして、リスクを抑えながら運用をしたい人におすすめです。

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まとめ

  • バランスファンドは1本で複数の資産クラスに分散投資ができ、リバランス不要で手間がかからないので、つみたてNISAとの相性がよい
  • バランスファンドは一般的に、信託報酬などのコストが高めに設定されているが、つみたてNISA対象のバランスファンドは信託報酬が低めに設定されている
  • つみたてNISAでバランスファンドを選ぶと、途中で資産配分を変更するのが難しいため、どのバランスファンドを選ぶかは慎重に判断することが大切

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