つみたてNISAの非課税枠が残っている場合には、ボーナス積み立ても利用して、一気に使ってみるのも良いと思います。操作は簡単でウェブサイトやスマホアプリから積み立て設定を行なうだけです。
でも無理に使い切る必要はないですよ!ほとんどの人は非課税枠を使い切ってないのですから。
以下、筆者が利用するSBI証券を例に、ボーナス積み立て設定について解説します。
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ボーナス積立とは
ネット証券も一般的な銀行のつみたてNISAも、年に2回までのボーナス積み立てを認めています。
「毎日・毎週・毎月コース」に加え、ご希望により年2回まで「ボーナス月コース」の設定が可能です。
ボーナス積み立てのメリット
例えば、毎月2万円で積み立てを行なっていた場合、年間の積立額は24万円で、非課税枠が16万円残ります。この時、ボーナス積み立てを2回設定することで、1回8万円ずつ積み立てれば、非課税枠を40万円使い切ることができる、というわけですね。
別にボーナス月でなくてもいいよ
ボーナスだからと、必ずしも7月と12月に積み立てる必要はありません。サービス次第ですが、多くの金融機関では、積立日時の指定はあなたが自由が決められるようになっています(少なくともネット証券はボーナスの積立日をあなたが決めます)。
実際にSBI証券で設定してみる
ウェブサイトやスマホアプリから設定するだけ
というわけで、SBI証券で試しにボーナス積み立てを設定してみます。下記画像にあるように、ウェブサイトやかんたん積立アプリから設定するだけなので簡単です。
ボーナス積み立て(SBI証券)
ボーナス積み立て(SBI証券)
あとはボーナス積み立ての期日が到来すると、いつもの積み立てと同じように積み立て購入が行なわれます。
NISA枠ぎりぎり注文を使うと便利
通常、非課税枠を超えるボーナス積み立てはできません。非課税枠を超えてしまう場合、その積み立てはスルーされてしまいます。
ただし、SBI証券では「NISA枠ぎりぎり注文」と「課税枠シフト注文」を使うことで、非課税枠を気にせずにボーナス積み立てを実行できます。
- NISA枠ぎりぎり注文:ボーナス積み立てで非課税枠のぎりぎりまで利用する。超えた分は投資信託を購入せず、口座に現金のままで残る
- 課税枠シフト注文:NISA枠ぎりぎり注文で超えた分は、課税枠(特定口座)での投資信託買い付けに充てられる
ボーナス積み立ての裏技!
ボーナス積み立てを利用すると、ほぼ一括で積み立てることも可能です。例えば、最低積み立て額が1,000円の場合、ボーナス積み立てで388,000円を積み立て、残りの12ヶ月で毎月1,000円ずつ積み立てるような考え方です。
以下の記事でも触れたように、「将来は株価が上がる = 現在が一番株価が安い」と考えると、年明け早々に一括投資するのも理にかなっています。
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まとめ
- ボーナス積み立てを利用すれば、毎月の積立額が少なくとも、非課税枠を使い切ることができる
- (ネット証券なら)ボーナス積み立てはウェブサイトやスマホアプリで自由に設定できる
- ボーナス積み立てを利用して、年初に一括投資する猛者もいる
ボーナスも上手く活用しながら、非課税枠を使っていきましょう!でも無理に使い切る必要はないですよ!ほとんどの人は非課税枠を使い切ってないのですから。
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