つみたてNISAを楽天証券で始めるか、SBI証券で始めるかを迷っていらっしゃいますね?ここではTwitterアンケート結果なども交えながら、どちらの証券会社を選ぶか一緒に考えて観ましょう。
さっそくですが、Twitterアンケート結果では楽天証券とSBI証券のどちらが人気だったと思いますか?
そう、答えは楽天証券なのです。
あなたが、以下のような状況に当てはまるなら、楽天証券を選んで良いと思います。
★こんな人は楽天証券でつみたてNISAをはじめよう
- みんなと同じがいい
- 貰えるポイントにこだわりたい。たくさんポイントを欲しい
- とりあえずはつみたてNISAを始めたい。他の投資をやるかはわからない
以下、詳しく見ていきましょう!
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みんなは「楽天証券」を選んでいる
Twitterでアンケート取ってみた!
2020年1月現在、つみたてNISAの利用者はほぼ圧倒的に楽天証券を選んでいます。以下は、筆者Twitterでアンケートを取ったもので、記事執筆時点では楽天証券ユーザーのほうが多いです。
#つみたてNISA 利用中の方!🥰
どの金融機関をお使いですか??
— みらいあせっと@東北投信🇨🇦🌴🇹🇭 (@instockexnet) January 4, 2020
★投票結果(最終結果)
- 楽天証券:44%
- SBI証券:32%
- それ以外:6%
- 結果見る:18%
投票数:614票
あなたは普段、「みんなと違うのはいや!」と感じることはありませんか?
もしそうなら、今回は楽天証券を選ぶべきです。
なんで楽天証券が選ばれているの??
お得なポイント還元制度とポイント投資制度のためです。以下の「錬金術」の記事ではこんな話を書きました。
★楽天証券で使える「錬金術」
- 楽天カード(クレジットカード)で投資信託の積み立てができます(1%の楽天スーパーポイントが還元されます)
- 投資信託の保有残高に応じて、楽天スーパーポイントが付与されます
- 楽天スーパーポイントで投資信託を購入できます(100ポイントから)
- 1から3を繰り返したら、錬金術みたいじゃない?て話
楽天証券の場合、つみたてNISAの積み立てに楽天スーパーポイントを利用できるため、貯めたポイントを積み立てることで、現金を「浮かせる」こともできます。
さらに、多くの方が楽天カード(クレジットカード)を使った積み立てを利用しており、毎月1%のポイントを手にしています。
楽天証券で #つみたてNISA をご利用中の方!🥰
楽天カード積み立て(クレジットカード積み立て)は利用していますか??
— みらいあせっと@東北投信🇨🇦🌴🇹🇭 (@instockexnet) January 4, 2020
★投票結果(記事執筆時点)
- 使ってる:52%
- まだ使ってないが関心がある:17%
- まだ使っておらず、関心もない:6%
- 結果見る:25%
投票数:383票
筆者の計算では、SBI証券と楽天証券でまったく同一の投資信託に同じ金額を積み立てた場合、楽天証券のポイント還元率が上回るため、最終的には楽天証券利用者のほうが儲かると概算しています。
投資は儲かるかどうか分からない不確実性がありますが、ポイント還元率だけで言えば楽天証券は「確実に」儲かるのです。
というわけで、あなたはどちらの証券会社を選びましょうか?
逆にSBI証券を選ぶ理由は何か
Tポイントを利用できる
あなたはTポイントはお使いですか?
SBI証券はTポイントと連携しているため、楽天証券ほどではありませんが、Tポイントの還元やTポイント投資サービスを利用できます。
筆者の場合は、Tポイントを使ってなかったものの、もともとSBI証券で提供されていた「SBIポイント」の廃止を受けて、Tポイントを利用できるように準備しました。今では月にちまちまとポイント還元を受けており、それに100円を足して投資信託の買い付けに利用しています。
出典:筆者Tポイント口座
低コストで米国株式を購入できる
SBI証券の場合、SBI証券と連携する住信SBIネット銀行を利用すると、為替手数料4銭で米ドルを購入できます。これをSBI証券に送金することで、低コストに米国株(アップルとかマイクロソフトとかグーグルとか)を購入できます。
米国株は楽天証券でも扱っていますが、為替手数料は25銭なので、円からドルに両替するコストでSBI証券に劣ります。いわゆる米国株ブロガーはSBI証券利用者が多いイメージです。
マネックス証券で米国株を買う投資家もいます。マネックス証券はつみたてNISAでの還元率は低く、かつ不人気です(先のアンケート結果が示すように)。
こんな意見も
勝手にSBIのが多いと思ってた。(積ニもidecoもSBI)
楽天はなんとなく好きじゃないんです。(クレカ積立は利用させてもらてるけど…) https://t.co/7DLv2F4hPH— ani (@ani51) January 5, 2020
「楽天嫌い」の人は少なからずいると思います。そういう場合はSBI証券でも良いのではないでしょうか。
このような不安は持たなくても大丈夫
つみたてNISAの取扱商品はほぼ一緒
楽天証券とSBI証券のつみたてNISAの取扱商品はほぼ一緒なので、「商品の有無」で悩む必要派ありません。
唯一例外として、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(SBI・VOO)」という低コストで米国株式に投資できる商品があり、これはSBI証券のみで販売しています。が、楽天証券で「eMAXIS slim 米国株式(S&P500)」という商品を楽天カード積み立てで購入すると、計算上の最終成績はSBI・VOOを上回ります。故に、米国株に投資したいと思ったら、楽天証券で「eMAXIS slim 米国株式」を購入すれば問題ありません。
手数料はどちらも無料です
楽天証券とSBI証券で、つみたてNISAを始めるための手数料は「無料」です。
★SBI証券も楽天証券も、以下のようなコストはかかりません(無料です)
- 証券口座開設費・つみたてNISA口座開設費
- 証券口座やつみたてNISA口座の維持費・年会費
- つみたてNISAの投資信託の購入手数料
唯一、投資信託特有のコスト(信託報酬)がありますが、これは商品ごとに決まっていますので、金融機関で差異はありません。つまり、楽天証券を選んでも、SBI証券を選んでも同じなのです。
つみたてNISA口座は他の金融機関に移動できます
つみたてNISAは口座開設後に移管(金融機関の変更)することができます。なので、実際に使ってみてダメならば金融機関を変えるのも1つの手です。
ちなみに、つみたてNISA口座は一人1口座のみですが、証券口座は1証券会社につき1口座開設できます。つまり、楽天証券とSBI証券の両方に口座を開設し、1ヶ月ほど使ってみて使い勝手のよい証券会社につみたてNISA口座を開設するのも1つの案だと思います。
いろいろ意見貰いました
NISAを楽天で開設→ポイント目当にSBIに変更するが使いにくかった。
積立NISAかNISAを選択するようになり、あえて選択せず(あえてマイナンバーださずかも…)SBIは自動的にNISA解約。
楽天にて積立NISA開設。
ハッピープログラムやカード積立、ポイント投資には満足しています。— アルパカ2.0 (@alpaca_2go) January 5, 2020
これから始める者ですが、楽天証券を選びました。理由は元々楽天カードを持っており楽天でまとめた方が得に感じた点です!
— 桑名笑丸@投資情報TL作ってます (@Syoumaru_KUWANA) January 5, 2020
無印NISAの時代にSBIを使い始め、流れでつみたてNISAもSBIです。預株制度のあった頃に松井証券で東証ETF取引を始めたので、楽天経済圏に浸かる楽天証券を外す感じになってしまいました。iDeCoは楽天なんですけどね。。。
— ポンチ熊@人生セミリタイアしたい⤵ (@ponchiwork) January 4, 2020
ちなみに筆者は?
私も無印NISAをSBIで使ってた流れでつみたてNISAもSBIになってしまいました
ポイント還元には関心ありますが、口座を動かすほどの気力がないです😅
— みらいあせっと@東北投信🇨🇦🌴🇹🇭 (@instockexnet) January 4, 2020
「気力がない」で片付けてしまうなんて、投資家としてあるまじき状況ですねw
実際に貰っているポイントは圧倒的に楽天スーパーポイントのほうが上ですね。筆者の場合、生活の全ての支払いを楽天カードに変えてしまったため、毎月結構なポイントを獲得できています。
それでいて、つみたてNISAはSBI証券のまま、というぐだぐだっぷりなんですが・・・w
以下の記事にも書いたように、個人的には楽天証券のほうが良いと考えています。
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まとめ
- Twitterで利用者アンケートを行なったところ、やはり楽天証券でつみたてNISAをはじめている人が多かった。その多くはおそらく楽天カードを利用して積み立てている
- SBI証券ならTポイントの還元があるので、TポイントユーザーならSBI証券を推したい
- 手数料や選択できる商品はほぼ同一なので、その点で悩むことはない。唯一「SBI・VOO」の有無があるが、楽天証券のポイント還元には適わない
というわけで、これから始めるなら楽天証券が無難だと思います。やっぱポイント還元の大きさには適いません。
Tポイントを使ってる、または低コストに外国株を直接買いたいといった需要があれば、SBI証券をお選びください。
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