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「つみたてNISA」で成功するための第一歩は証券会社選び!
★オススメの証券会社3社はココだ!

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  2. SBI証券
  3. 松井証券




つみたてNISA。どの投資信託を利用しますか?

2017年11月時点で、つみたてNISAを利用して購入できる投資信託の本数は100本を超えています。

つみたてNISA対象商品 | 金融庁

これだけ本数が増えてしまったのは、様々ある投資信託の運用会社があれもこれもと対象商品に加えてしまったのが大きいと思います。

そもそも、同じジャンル、例えば「先進国株式」でも、各社が似たような商品をラインナップしていますしね。

そこで、どの投資信託を選んでつみたてNISAを利用するか、を考えてみたいと思います。

考え方はいろいろあると思うので、ここでは「投資経験がないが、これからつみたてNISAを始めたい初心者の知人に筆者が相談されたら」という前提で話を進めます。

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つみたてNISAでは投資信託を1つだけ選ぶ

つみたてNISAは制度上、複数の投資信託をバランス良く運用していくことに向いていません

そこで、いろいろ楽をする意味でも、選ぶ投資信託はたった1つが良いのではないか、と筆者は考えています。

つみたてNISA対象商品の大半はインデックスファンド

そもそも、つみたてNISA対象商品の大半は「インデックスファンド」と呼ばれる投資信託です。

通常、インデックスファンドは複数の投資信託を組み合わせて運用し、定期的に「リバランス」と呼ばれる調整作業を行いながら、目標リターンを目指します。

通常、2つ以上の投資信託を保有した場合、当初50:50の比率で購入したとしても、運用損益が積み重なることで、この比率は崩れてきます。

比率が崩れると、当初想定したリスクリターンの値もずれてきますので、最終的に見込める損益にもずれが生じます。

そこで、一方の投資信託を売却したり、もう一方の投資信託を追加購入したりして、50:50の比率に戻すのがリバランスです。

つみたてNISAでの「リバランス」は難しい

しかし、つみたてNISAではリバランスは難しいです。

  • 一度購入した投資信託を売却してしまうと、非課税枠を消費してしまう
  • バランスを修正するためには、比率が減ったものの購入比率を増やすしかない(スポット買いはたぶんできない)

ので、つみたてNISAでは

  • たった1つの投資信託を選び、リバランス不要のまま運用を続ける
  • 複数の投資信託を選ぶ場合には、比率の崩れなど気にせず、ただひたすら積み立てる

のいずれかを選ぶことになるはずです。

そこで、筆者は前者の「たった1つの投資信託を選び、リバランス不要のまま運用を続ける」ほうを取りたいと思います。

たった1つ。どのような投資信託を選ぶか

ここでは、つみたてNISA以外で一切の金融商品を保有していない(現金・預金のみ保有)ことを前提に話を進めます。

よくわからないなら「バランスファンド」で良い

筆者個人は、あなたが投資信託のことに不慣れなら、「バランスファンド(複合指数・バランス型などとも)」で良いと思います。

つみたてNISAの対象商品は「株式」ばっかり

ところで、あなたはつみたてNISAの対象商品のほぼ全てが、「その投資先が株式」であることを知っていますか?

例えば、投資信託には、日本国債や先進国国債に投資を行うものも多数ありますが、それらはつみたてNISAで除外されています。

つみたてNISAの主な商品は、

  • 日本株式( TOPIX、日経平均株価、JPX400)
  • 先進国株式(MSCIコクサイインデックスなど)
  • 新興国株式( MSCIエマージングマーケットインデックスなど)

など、株式の文字が並びます。

株式はインフレに強い耐性があるため、長期投資に最も強い資産であるとの研究成果があります。

ですが、一方で短期的に見れば、株式は値動きが大きく、初めての投資においては少々不安を感じやすい側面もあります。

「元本が大きく割れたら困るなぁ」

そういう不安を呼び起こしやすい商品でもあるのです。

バランスファンドを通じて「債券」にも投資しよう

というわけで、値動きをマイルドにするためには、株式に投資を行う投資信託と一緒に、債券に投資する投資信託を選ぶのが最良です。

一般に債券に投資する投資信託は、株式物の投資信託に比べて、値動きが緩やかです。

株式の大きな値動きを緩和するためには、両者をバランス良く保有するのが最善です。

そこで、最初からその両者に投資を行っているバランスファンドを選んでみてはどうか、というお話です。

具体的にどの投資信託?

いろいろあるんですが、

  • eMAXIS slim 8資産均等型
  • 世界経済インデックスファンド
  • 野村内外7資産

などがあると思います。

つみたてNISAに合わせて新規設定される投資信託よりも、すでに運用実績があり、十分に投資家の資産が集まっている投資信託を選んだほうが安心感があると筆者は考えます。

これから運用の始まる投資信託は、資産が少ない状態から始まりますので、

  • 資産が少ないうちは、標榜している運用をうまく実現できない可能性があります
  • 投資先が分散してしまい、将来的にも資産が集まらない可能性があります

といったデメリットが考えられるからです。

たった1つを運用するだけなら簡単だ

ちょっと脱線しますが、2017年はロボアド(ロボットアドバイザー)を用いた資産運用がだいぶ話題になりました。

WealthNaviとかかなり資産を集めていますよね。

ロボアドの良いところは、投資先がたった1つで、他に何か面倒なことが発生しないこと。

インデックス投資家が好きな(?)リスクリターン計算とか、投資信託の組み合わせなどとは一切無縁なところです。

だから、つみたてNISAで投資信託を選ぶ際も、たった1つのバランスファンドを推すのが、わかりやすくて良いと思うんです。

もっとマニアックなことをやりたくなったら、リスクリターン計算とか始めれば良いわけです。

  1. 投資信託を1つ選びます(いかに苦労なく、わかりやすく選んでもらえるか、は商品提供側の腕の見せ所ですね)
  2. あとは20年間、毎月それに積み立てるだけ

これで良いと思いますが、いかが感じるでしょうか。

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まとめ

  • 運用上の楽をする意味でも、つみたてNISAで運用する投資信託はたった1つで良いのではないか
  • より初心者が運用しやすいのはバランスファンド(複合資産ファンド)。株式と債券にバランス良く投資でき、値動きがマイルドになりやすい
  • つみたてNISAに合わせて新設される投資信託よりも、既存でつみたてNISA対応予定の投資信託を選んだほうが良い

この考えは、筆者なりの考え方ですので、異なる意見があるのは十分承知です。

ので、一意見としてご覧いただければ幸いです。

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