記事への質問は、コメントフォーム(記事の下にあります)・Twitter・お問い合わせフォームをお使いください。

職業別!つみたてNISAの商品の選び方

スポンサーリンク

つみたてNISAの商品選びって難しいですよね。ネット上で「つみたてNISA オススメ」など検索して、なんとなく選んだりしていませんか?

本記事では「職業別!つみたてNISAの商品の選び方」と題して、雇用の安定状況に注目しての商品選びを紹介します。

つみたてNISAは将来(ルール上は最大20年後)にまとめて利益を受け取るための投資手法です。ということを念頭に、記事をご覧になってみてください。

場合によっては、つみたてNISAよりも一般NISAのほうが良いかもしれませんよ!

[スポンサーリンク]




3つの職業でつみたてNISAのオススメ商品を考える

本記事では3つの職業のケースを考えます。

  • 会社員(正規雇用されて働いているケース)
  • 非正規雇用・フリーター・パートなど(正規雇用ほど安定的ではないケース)
  • 自営業・フリーランス・経営者

筆者は自営業者ですが、実は「つみたてNISAを始めてないほうが良かったなあー」と公開したこともあります。その理由も踏まえ、この3つのケースで考えてみます。

なお、専業主婦(専業主夫)の場合には、主たる家計を支えている人がどの職についているか、で考えてみると良いと思います。

以下、つみたてNISAで老後資金を作ることを前提に話を進めます。

ケース1:会社員(正規雇用)の場合

この記事の閲覧者は、おそらく、正規雇用の会社員の方がもっとも多いはず。もしあなたがそうならば、「先に老後の収支を考え、そこから逆算して、最大限のリスクを取る」という方法で商品を選ぶのが良いと思います。

あなたが20代・30代の場合にオススメのつみたてNISA対象商品は?

あなたが20代や30代の場合、これから多くの収入を得られる見込みがあります。加えて、つみたてNISAの最長運用期間である20年を超えて、投資信託を運用できるはずです。

このケースでは、

など、ハイリスクハイリターンな商品をオススメします。

例えば、30歳からつみたてNISAを始めると、20年後の期限である50歳まで非課税で運用できます。しかも、そこから、さらに65歳まで(または引退する年齢まで)運用可能です。仮に30歳から65歳まで運用し続けると、その運用期間は35年にも達します。

上記に挙げたインデックスファンドは、可能な限り長期間運用したほうが、理論上は元本割れの確率が低くなります。過去のデータに基づく限りは、35年も運用すると元本割れで終わる可能性はゼロ似近いはずです。

あなたが始めての投資だと、上記の商品は値動きが大きいと感じるかもしれませんが、一方で上記商品を扱うポテンシャルを持っていることは忘れないでください。

あなたが40代・50代の場合にオススメのつみたてNISA対象商品は?

先に老後の生活費を計算してみよう

あなたが40代か50代の場合には、先に老後の生活費を計算し、「いくらまでつみたてNISAに積み立てても良いか」を計算してみることをオススメします。「投資で損をしても構わない金額」が分かれば、つみたてNISAに失敗しても老後の生活に困ることはないからです。

この方法の手順は下記記事に書いております。

【資産運用】つみたてNISA完全攻略ガイド【2018年8月現在】 – 東北投信
これから「つみたてNISA」を始めたいあなたへ。積立金額の決め方と商品の選び方、利用すべき金融機関と、いつから積み立てを始めるかをまとめて紹介

この方法で商品を選ぶ限りは、先に挙げた商品を選んでしまって構いません。

そんなめんどくさいことできないよ!って場合は?

「計算しろっていわれてもわからないし・・・めんどくさいし・・・」と仰るなら、あまりリスクの高くないバランスファンドで良いと思います(本当はちゃんと計算したほうが良いです。あなたの人生なのだから!)

  • eMAXIS slim 8資産均等型
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

つみたてNISAで不足する老後資金は挽回できるか?

つみたてNISAで選択できる商品は、ビットコインや仮想通貨のように、1年で数倍にも値上がりするほど大儲けできる商品でありません。すなわち、つみたてNISAで少ない老後資金を一発逆転するのは難しいと考えたほうが良いです。

すなわち、もしあなたが(特に50代で)老後資金の不足を不安に思うのならば、つみたてNISAで投資する商品はリスクをほどほどに抑え、別の方法でお金を獲得して行くのが良いと筆者は考えます。

現在の統計によれば、平均的な高齢者夫婦が老後に不足する金額は約1,500~2,000万円程度とされます。

「現在のあなたの資金 + これからつみたてNISAに投じるお金 × 1.2~1.5」を計算し、これが約1,500~2,000万円程度に届かない場合には、副業なども検討してみてください。

絶体絶命! 老後資金が全然貯まらなかった人はどうすればいいか? 「マイホーム」で生活資金を得る | プレジデントオンライン
「定年退職まで3000万円」など、老後資金の目標設定は人それぞれ。だが、目標達成の見通しが悪い場合、どんな対策を立てればいいのか。

ケース2:非正規雇用・フリーター・パートの場合

つみたてNISAはやめたほうが良いのでは?

年齢にもよりますが、あなたが非正規雇用・フリーター・パートなどの不安定な雇用にあるなら、つみたてNISAはやらないほうが良いと筆者は考えます。

なぜ、つみたてNISAはやらないほうが良いの?

理由は2つあります。

  • 自己投資して、安定的で高い収入を獲得できるように目指そう
  • 配当金や分配金を得て、収入の増加を目指そう

つみたてNISAは、最長20年まで利益を先送りする制度です。成功の秘訣はできるだけ長く続けることが大切になってきます。

しかし、フリーターやパートって、

  • 仕事はやたらめったら忙しい。というか正社員と同じぐらい働いてる
  • でも、収入は低い

と、結構扱いがひどいです。しかも、体力勝負な仕事も多いので、まともな勉強時間も取れず、休日は寝てばかり、といった負のループにはまる可能性さえあります。

このような状況では老後のことを考えるよりも、今どれだけ多くのお金を手にして安定的な生活を獲得するか、のほうが大切なはずです。

というわけで、将来に備えるつみたてNISAよりも、今すぐ配当金や分配金を貰えるETFなどのほうが良いのでは?と筆者は思ったわけです。

ケース3:自営業・フリーランス・経営者の場合

自営業やフリーランス、経営者といったポジションでも、つみたてNISAは微妙なところだと思います。特に、収入の不安を抱えているなら、非正規雇用・フリーター・パートのように、配当金や分配金を貰える、株式やETFなどを買ったほうが良いと思います。

自営業者の筆者の失敗談

あなたが会社員をやっていると、自営業やフリーランスってあまり働き方のイメージが沸かないかもしれませんが、自営業やフリーランスは毎月の収入が安定しないのがあたりまえです。儲かった月もあれば、儲からない月もありますし、病気で寝込んで収入ゼロ、といったケースさえあります。

上述のとおり、つみたてNISAは将来への備えとして運用する商品なので、いくら投資しようが分配金や配当金は1円も増えません。そうすると、どうしてもお金が欲しいときに、積み立てた投資信託を売却せざるを得ない、といった状況に陥ります。

筆者は調子に乗って、一般NISAからつみたてNISAに切り替えてしまいましたが、「一般NISAのままでよかったんじゃない?」といまさら思うわけですw

一般NISA(ただのNISA)からつみたてNISAに切り替える手順
先日、筆者は現行NISAからつみたてNISAに切り替えの申し込みを行ったので、その手順を簡単に紹介します。 といっても、複雑な申し込みなどは一切無く、すごく簡単に移行できます(筆者はまだ移行中)。 以下、 すでにNIS...

今の収入を高めたいなら、つみたてNISAは選ばない

あなたが会社員であっても、「現在の収入を増やしたい」という願望を持つなら、つみたてNISAではなく一般NISAを選んだほうが良いかもしれません。がんばって働いてもあまり収入が増えない職なら、毎月1万円でETFを買ったほうが役立つ気がします

つみたてNISAを選ぶなら

そういう意味で、つみたてNISAは生活基盤がある程度しっかりしていて、それでいて老後に向けて備えたいときに選ぶ商品、という扱いになります。あとは老後資産の見込みから逆算し、

リスクをとれるなら、

難しいなら、

  • eMAXIS slim 8資産均等型
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

でいいのではないか、と筆者は考えます。

[スポンサーリンク]

まとめ

  • 現在の職業からつみたてNISAの商品を選ぶなら、安定的な収入を獲得できているか考えよう。収入源が不安定なら、つみたてNISA以外の選択もあり
  • つみたてNISAを選ぶ場合、20代や30代は無条件にリスクの高い商品を選んでも良い。ただ、値動きが怖い場合には、バランスファンドなどの比較的ローリスクな商品を選ぼう
  • 40代や50代がつみたてNISAを選ぶなら、先に老後の生活の見通しをつけておきたい。簡単な計算として、「現在のあなたの資金 + これからつみたてNISAに投じるお金 × 1.2~1.5」が約1,500~2,000万円に届かないなら、副業などの検討を

なお、つみたてNISAを通じて資産形成を行うなら、可能な限り20年間運用し続けたほうが良いです。これは制度をフル活用するのと、投資信託の元本割れの確率を下げるのと、2つの理由があります。

そこから、今の仕事で20年間収入を得続けることができそうか、を考えてみても良いと思います。転職や独立、といった言葉が頭に浮かぶなら、つみたてNISA以外でも良いかもしれません。

逆に、中堅企業や大企業で終身雇用を希望しているなら、つみたてNISAは良い制度だと思いますよ!

コメント